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はじめに

これは、2015年に埼玉県理学療法士協会西部ブロックをはじまりに、友人の病院数件で行わせていただいた講義の一部です。

作業療法士の免許を取ってから作業療法士も取得。両資格を持って仕事する中で、作業療法士と理学療法士のリレーションについて考えるようになりました。

リレーションについて考えると、その前提となる舞台も必然的に考えるようになります。

理学療法士と作業療法士は日本の身分法上、医学的リハビリテーションを行うようにされています。そこが、諸外国のOccpationalTherapist、PhysicalTherapistと違うところです。日本独自のものといっても言い過ぎではないでしょう。

アメリカでのPhysicalTherapistはもともとPhysicalMedicineの中での治療専門職であり、PhysicalMedicineの特徴から、Rehabilitationにもかかわるようになりました。

Treatment(治療)とTraining(訓練)が仕事です。

しかるに、理学療法士、作業療法士はどうでしょうか?

「トイレ動作の治療」「筋力訓練」という間違った言葉がまかり通り、「できないから練習しましょう」「関節が動かないから動かすんです」という医学を無視した臨床が繰り広げられているように思えてなりません。

僕の周りだけかもしれませんが。

そんなことを感じて悶々としていた時に友人から依頼された講義です。

いつまでのこの資料を抱えていても意味がないと思い、ここで公開します。たくさんの人に知っていただきたいと思っています。

内容的には、初学者向けだと思います。知っている人には「何をいまさら?」という内容ですので、ご了承ください。

講義をするにあたって、思考が偏らないように根拠となる資料は調べたつもりです。ただ、多分に僕の経験と感性に装飾されているはずですので、何か間違いがあればご指摘ください。

 

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物理医学の歴史①

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