移乗動作勉強会 介護の専門家は介護福祉士です

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介護の専門家は介護福祉士ですね。
理学療法士は理学療法の専門家であって、リハビリテーションの専門家ではないです。
リハビリテーションは多職種が力を出し合って成し遂げるもの。
いつまでも理学療法士に教えを乞うているようじゃダメです。

施設内勉強会

緊急事態

最近、介護中(?)の事故が頻発していたらしい。
詳細は言えないが、同じような外傷が多く(特に肩)、急遽勉強会を開くことになった。

テーマは「安全な移乗動作」

勉強会内容

正式な依頼がきたのは3日前。
準備がまにあわず。とりあえず、こんな内容。

 

よくある広告。
例えば、30分聞くだけで英語がペラペラ!
そんなセミナー、行きますか?

「行くわけないでしょ。嘘っぽいし。」

では、30分聞くだけで移乗動作介助をマスター!
これはどうですか?

「・・・。」

英語も動作介助も技術なので、聞くだけでできるようになるような魔法の研修会はありません
ある程度のコツは伝えられるけど、練習しなければうまくならないよ。

介護の専門家は、介護福祉士でしょ。
いつまでもPTに教わっているのではなく、自分たちで自発的に学べるようになることを切に願います。

リハビリテーションは多職種共同しての取り組み。
いつまでも介護福祉士が理学療法士の下にいてはいけないですよ。

 

今回、介護中の事故とされていますが、本当に?
ちゃんと分析しました?

肩関節の脱臼好発肢位。

腋窩に手を入れたくらいじゃ簡単に外れません。
おそらく、
①手を引っ張って起こした
②介助者の首を持たせて移乗動作をした
介助しようとすると、手すりや車椅子をつかんで離さない人がいるでしょ。
③何かつかんだままの状態で体の向きを変えるような介助をした

おそらくこの辺が怪しいんじゃないかと思われますね。

えっ!? そんな事故聞いてない?

......。

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某弁護士事務所の相談コーナーから抜粋したものです。
事故そのものは、起こり得るものとして納得していただけることが多いらしい。

問題は...

 

①最大限の予防策
②迅速かつ適切な対応
です。
そして何より信頼関係。

そこをもう一度考えてください。

という前置きをして、移乗動作の解説&実際の利用者さんのところで披露。
動作介助の資料は理学療法士協会のものを借用した。

リハビリテーションという言葉

今、介護保険領域で働いているわけだけど、ここでの自分の仕事は「医学的リハビリテーション」だと思っている。
理学療法士は運動学とか、身体機能とか、詳しい。
だから必然的に、動作介助にも詳しくなるのだけども

そこに手をかけていると、基本的動作の回復という本来の目的にまで手が回らない。
運動器の機能障害が現れた時、治療できるのは理学療法士だけなのに、そこに関わる時間がなくなる。

現場での動作介助は介護福祉士が中心になって進めてほしいし、家族がどのように介助すればよいのかといったことも任せたい。

ポータブルトイレを置いて、部屋に家族を呼んで、介助指導。
本来、介護福祉士がやるべきことかと思うのだが、理学療法士/作業療法士がやっている現状。

やっぱり、
理学療法士/作業療法士=リハビリ専門職
という認識がいけないんだろうな。

リハビリテーション=社会復帰
そのために、各専門職がそれぞれの立場で力を出し合う。

 

よくある図だけど。

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