リハビリテーション科ができた理由

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理由は診療報酬

リハビリテーション科という標榜科ができて、その中に理学療法士・作業療法士が取り込まれた理由は、診療報酬の関係だったらしい。

リハビリテーション科ができて、診療報酬がリハビリテーション料という名目になって、理学療法でも作業療法でもリハビリテーション料が支払われるに至って
「PTもOTも一緒でしょ。PとOが違うだけで」
なんて言われてしまうことになる。

この時に、
「物理医学並びにリハビリテーション科」
ってなっていれば、今と違っていたかも。
治療医学としての理学療法料や作業療法料があって、医学的リハビリテーションとしての、装具処方料とか歩行訓練(装具)料とかあったりして。

ただ、この文献読むと、チーム医療としての診療報酬が欲しかったみたいだね。

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つまりは、この時すでに物理医学(PhysicalMedicine)の部分は影が薄かったわけだ。

やはり、理学療法士・作業療法士は医学的リハビリテーションをする職種だと。

診療科名標榜委員会委員長の言葉、
「理学療法はリハ医学の一分野のように思えるので,もしリハ科が標榜科になった場合,理学療法と言う科名は不必要にならないだろうか」

であるならば、リハビリテーション医学科にすればまだましだったのになぁ。

疾患は限定されるけども治療医学としての理学療法の行き場が少しはある。

なんだかうれしそうに書かれているこの論文。
ちょっと解せないな...。

文献はこちら。
リハビリテーション医学・医療の社会的発展と公認への道

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