バドミントンとmuscle fiber type2と筋力強化
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ということで、行ってきました。バドミントン。
おとといの話だけど。
※バドミントンラケットのグリップ修理参照^^
なつかすぃ~
と張り切ってみたものの、
シャトルが飛ばない子供たち。
左前方、右前方へ2段ステップ!
...スカッ。
...ヒュン(空振り)
ぜーはーぜーはー。
そう、きっと風のせいです。風の。
そして、運面の瞬間。
ヒュン グキ ゴン。
飛び込んだ瞬間、右ひざがささえきれずにぐにゃっと。
頭から地面に突っ込みました。
それから右ひざがきかず。
筋疲労ですね。
このように前方にステップした体を瞬間的に止めるには、
タイプ2筋線維の働きが必要。
特に体重以上の負荷を瞬間的に止めるのはタイプ2Xとか、
タイプ2Dと呼ばれる筋線維の働きと言われています。
この筋繊維の特徴は、発生張力が強く、収縮速度が速い。
けど、疲労しやすい。
そして、老化によって失われやすい。 (゜Д゜)
・・・無茶はいけませんね。
このように生物学的観点から筋のことを研究する学問を筋生物学と言います。
これを知っているPT/OTってどのくらいいるんだろう。
知ってる人手を挙げて~
筋線維の特徴を知っておくとPT/OTに幅が出ます。
いわゆる生理学は正常の構造の臓器がどのような機能を発揮するかを研究する領域。
病理学は、PT・OTにとっては、機能の喪失がどのようにおこるのかを研究する領域と思っておくといい。
その後、生物学視点が加えられ細分化され、○○生物学という学問領域ができています。
古くは赤筋、白筋という分類。これは筋の中のミオグロビンの量によって決まる。
ミオグロビンはミトコンドリアに酸素を送ります。ミトコンドリアは酸素を使ってエネルギーを産生する。
酸素は呼吸によって取り入れられるので、長時間疲労せずに筋が働けるというわけです。
このミオグロビンが赤く見えるんですね。
要は見た目の分類。筋別という単位。解剖学的な見方。
見た目が違う=成分が違う=エネルギー産生の仕組みが違う
ので、その観点から代謝様式を調べていくと、
SO・FOG・FGという分類になってくる。生理学的な見方。
そして、顕微鏡で見るときに、筋線維別に染色できるようになると、
一つの筋が一種類の筋線維でできているのではなく、
一つの筋にいろいろな種類の筋線維が混ざっていることもわかってくる。
さらに電子顕微鏡が発達してくると、筋線維の分子構造も明らかになって、
type1、type2….なんて分類ができてくるそうです。
ところで、いわゆる「筋トレ」。
文献上、type2線維に効果があったというのは少ないみたいです。
んじゃ、僕のひざかっくんは治らないのか ( ゚Д゚)
予想ですが、多分、「筋トレ」の方法に問題があるんでしょう。
・・・続きは後程。