投稿会「社会復帰を考える」2017.11
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「社会復帰」
リハビリテーションと密接につながっている言葉。
リハビリテーションは素晴らしい!
的に語られることが多いけど、そのダークサイドを語ってみたいと思う。
経済学の視点。
経済学って医療・福祉に携わる人や、その恩恵にあずかる人は慣れてないことが多い。
えげつなく見える人が非常に多いと思う。
そういう意味でダークサイド。
Ruskという内科医
Physical Medicine and Rehabilitationの創成期、
Ruskという内科医は安静→回復という名目でごろごろしている戦傷兵を見て、
「こりゃいかん」と思った。
ほら、起きろ!
ほら、働け!
ほら、(時々)遊べ!
って感じで過剰な安静をやめてみたら、回復が早くなって原隊復帰するまでの期間が短縮された。
(多少脚色あり)
これが始まりと言われている。
社会復帰とは
そして…
と、この先を何度も書き直した。
何度書いても尖った内容になってしまう。
学問は中立だから引用すればいいかと思って、
アダム・スミスやらマルクスやらケインズやらフロムやら(の概説(^^;))を読み直した。
けど、やっぱり尖ったことしか書けない。
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だから、書くのやめた。
とあるレジェンド理学療法士のU先生は、
「共産主義にはリハビリテーションはない」
と言った。
とあるレジェンド作業療法士のY先生は、
Give a man a fish and you feed him for a day; show him how to catch fish and you feed him for a lifetime.
とプリントされたTシャツを着てふらっと研修会に現れた。
社会とはなにか?
マクロに見れば、経済、国家、世界。
ミクロに見れば、家族、仲間。
個の役割のない社会はない。
マクロに考えた役割は何か?
ミクロではどうか?
社会福祉とは何をするものか?
では、リハビリテーションは?
結果、社会復帰とは、リハビリテーションとの関係でいえばTax Payerになることという結論。
知識は行動を伴って具現化される。
人々の間で意味を持つのは知識ではなく行動だ。
いくら正しいこととわかってても、わざと間違ったことをすることもある。
車にひかれそうな人がいたら、赤信号無視して助けるに決まってる。
学生と話すと
「僕は○○と思います」とよく言われる。
決まってこう答えてる。
「カラスが白いと思おうが、黄色いと思おうが、あなたの自由だ。で、カラスは何色なんだ?」
それが答えです。
ピンと来た人は僕と同じ感性の持ち主ですね。