投稿会「バトンタッチ」

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「バトンは渡さん! 欲しければ奪い取れ! ぐははは~!!」

・・・のっけからすみません。

今回の投稿会テーマは「バトンタッチ」
一年間行った投稿会はこれで一区切りです。

一年前…

ちょうど1年くらい前でしょうか。友人との会話。

今のPT・OTを作っていった人たちが引退して、次の世代の人たちが頑張っているよね。自分らも早くその次を担える様にならなきゃ。

友人「え!? 今頑張っている人たちって、自分らと同じ世代だよ。」

あ…本当だ…。

いかん。いかんぞー!!
と、それが始まり。

とにかく、自分の目の前の人を良くすることに一所懸命でしたが、それだけじゃすまない年代になっていることに気づきました。

先人たちの遺産を食いつぶしてばかりじゃ、桜の木は弱って枯れてしまう。

桜とリハビリテーション

職域とプライドと専門性

僕は、理学療法士と作業療法士、2つの免許を持っています。
それ以外はごくごく平凡な変わり者です。
2つの免許があるから、理学療法士から見た作業療法、また、作業療法士から見た理学療法について語っても叱られないと思う。

近年、理学療法料、作業療法料はリハビリテーション料に一括されました。
「プライドをとるか職域をとるか」なんて議論も交わされるようになりましたね。

理学療法と作業療法は「バナナ」と「卵焼き」くらいに全く違うもの。
黄色い食べ物だけど、バナナをおかずにご飯は食べられない。

2つの免許持ってるからなおさらわかる。
専門家としてあり続けることが職域を守る唯一の方法です。

「プライドをとるか、職域をとるか」という問い

理学療法士の専門は?

理学療法士の専門は理学療法だ。
…あたりまえですね。

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Physical Medicineの治療専門職として生まれたのがPhysical Therapistです。
それが、運動障害の治療という面でRehabilitationと結びつき、Physical Medicine and Rehabilitation(PM&R)と呼ばれるようになっています。

物理医学の歴史①

それを輸入したのが理学療法士。
身分法の解説の中では、医学的リハビリテーションの普及・向上に寄与する職業であるとされました。日本には物理医学がなく、日本の医療にはそぐわなかったためだと思います。
(本法は治療専門職としての色を強く出しているように読めますが…)

母体となる治療医学がない文化の中での治療専門職という骨抜き状態で50年。
結果、医療からじわじわと追いやられているのは、診療報酬の改定を見れば明らかです。

作業療法士の専門は?

作業療法士の専門は作業療法です。
これも当たり前。

Occupational Therapyは、Occupationによって人は健康(well-beingという意味で)になるという原理を根底に持つTherapyです。

PM&Rとも結びつきました。

当然、医学的なバックボーンを持たねばならず、還元論の洗礼を受けます。日本に輸入された作業療法は、その時代のOccupatonal Therapyです。

作業療法が医学であろうとするあまり、還元「主義」に陥ってはいないか?

生体力学や運動コントロールシステムとして作業をとらえることは、作業療法が医療の一部である日本では特に重要なことで、先人たちは並々ならぬ苦労をしたことだと思います。

ただ、同時に、行動の変容は還元論を超えたところにあります。
その人の人生の文脈の中でしかとらえられません。
そして、それは還元論と別物ではなく、一つの現象に同時に存在するものでもあります。

昼の光景対夜の光景②

それを同時に見ることができるのが本来のOccupational Therapyです。

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