障害学って? ICD-10とICIDHとICF

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shougaigakuri

「生涯、学を志すべし」
それは生涯学です。

「いや~辛いね。生きるってのはさ~」
それは生涯が苦。

「なんだこれー、使えないんじゃん」
それは「使用外規格」・・・ちょっと苦しい(^^;)

そうじゃなくて、障害学です。

とある先生から「おまえら障害学しらないだろ?」と言われて気になっていました。
確かに学校で習った記憶がないんですね。
IDIDHやICFは概論でちらっと触れたかなって程度。実習に来た学生に聞いてもみなそんな感じだから、実際そうなんでしょう。

ICIDHなら知っとるわい。

と思っていましたが、実際調べてみると奥が深いんです。
全貌を理解するには、社会学や心理学の膨大な知識が必要になりそうです。

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こりゃ無理だー、さっぱりわからん。

でも、あの先生が言ったということは、PT・OTにとっては重要なものなんでしょうね。

僕が理解できるのは、障害学のなかのごく一部分でしかないと思いますが、それでもPT・OTの関わりの中でハッと気づくことも多いです。

障害学を理解すると、ICIDHの意味が分かってきます。
それがわかると、PTあるいはOTとして何をすべきかが見えてきます。
即、臨床技術が向上するわけではないけど、臨床に深みが出るのかなぁなんて。

少なくとも教養として知っておく必要はあるでしょうね。

例えば、僕らの仕事に関係するところでは...

 

①起き上がれなかった人が、3分間座れるようになりました。
 ーこの人にDisabilityはありますか?

②右片麻痺の人が左手スプーンで家族と一緒に食事をとれるようになりました。
 ーこの人にDisabilityはありますか?

③短下肢装具とT字杖で近所のコンビニまで歩いて買い物に行けるようになりました。
 ーこの人にDisabilityはありますか?

 

ICIDHで考えるとどうでしょう?

答えは次回に。

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