ROM制限の要因と治療法 振動刺激使ってみよっか

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某所で研修会の講師をすることになり、いろいろ調べてました。
テーマは「ROM制限」。

関節の治療を主にやっている団体なので、関節の治療技術がメインになるんだけど、このROMってのは関節だけの問題じゃない。

ということで、これ注文しました。

スライヴ ハンディマッサージャー MD01

なぜ? まぁ、読んでください。

ROMとは

Range of Motion
= 動き(motion)の(of)範囲(range)

なんです。

何が言いたいかっていうと、

解剖学的な関節は、

 

kannsetu

関節受容器も書いてありますが気にせずに。

ですよね。いうまでもなく。

でも、ROMに影響を及ぼす因子をざっと上げると、

%e9%96%a2%e7%af%80%e5%91%a8%e8%be%ba%e7%b5%84%e7%b9%94

すべてがROMに影響する!


・筋の短縮
・スパズム
・拘縮
・随意収縮
・防御収縮
・痙性
・強剛
・組織間の癒着
・瘢痕

・変形
・骨折
関節
・軌道からの逸脱
・関節包、靭帯の短縮
瘢痕・拘縮等
・関節面の変形・損傷
・潤滑機構の破綻
・異物(関節ネズミ)
・組織間の癒着
・強直
他軟部組織
皮膚、脂肪組織
・癒着
・瘢痕

などなど。思いつくままいい加減に上げたので、まだまだあるでしょうね。

関節以外の問題が多々あります。
ROM測定=関節機能の検査 ではないんですね。

単に動く範囲を測定しただけ。

ちなみに、「関節可動域」を直訳して英語にすると、

Range(域)of Joint(関節) Motion(動き)

なります。ROMにならない!

で、注目は、「軌道からの逸脱」。

ROM制限と軌道の概念

関節面はあくまで「面」と「面」との出会う場所(名言^^)。

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ピタッとくっついていないと動けないんです。
曲率の同じところしか通れないということ。それが「軌道」です。

凸面と凹面が違う曲率ということは、関節面に隙間が生じるということです。
大きな頭に小さなカツラ状態。
生物としてあり得ない状態だし、正常ならば曲率の同じ面しか通らないということは4DCTで確かめられています。

ROM制限と軌道からの逸脱

これが、何かの原因でうまくいかないとき、危険信号として「痛み」が出ます。
危険信号に対して、筋が反応して動かされないように防御します。
それでも我慢して動かそうとすると、筋自体が勝手に収縮して筋スパズムが生じます。
それでも我慢して動かそうとすると、関節が動かされないようにと筋の組織が伸展性を失ってMuscular Contractureが起こります。
一方、関節は骨棘を出したり、変形をしたり、こちらもまた動かされないように反応してくる。

と考えるとすっきりしますよね。臨床上確かめられていることでもあります。

ただ、理屈を通すためには分子生物学的な研究領域になるので、我々の限界を超えてしまいますけどね。

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筋スパズムとROMの改善

僕の臨床経験からも、筋スパズムのある状態ではROMちっとも改善しない。
動かした感じは、ゴムを引き延ばす感じ。
筋スパズムがなくなってくると、ROMが改善し始める。
動かすと、最終域でパンと張る感じ、でも少したわむ。当然痛みはない。最終域までは抵抗感極小。

そこから関節の治療を繰り返していくと、内反変形(O脚)が治ってきたりします。

この筋スパズム、臨床上、関節から生じることが多いのだけども、それだけじゃない。

Cyriaxという人が筋スパズムの原因としてあげているのは、
Spasm in Arthritis(関節炎)
Spasm in Bursitis(滑液包炎)
Spasm in Internal Derangement(内部機能異常)
Spasm in Nerve Root Compression(神経根圧迫)
Spasm in Fracture and Dislocation(骨折と脱臼)
Spasm in Partial Rupture of Muscle Belly(筋腹の部分断裂)
Muscle Spasm protecting the Dura Mater(硬膜防御性)
Spasm in Sepsis(敗血症)
(Arterial Spasm(血管スパズム))

そして、

Should Muscle Spasm be Treated?(筋スパズムは治療すべきか?)
の問いに対して、

Except in cramp, no.(クランプ(筋肉がつること)以外は、いいえだね)
と答えてます。筋スパズムよりもその原因を治療しなさいということです。

だ~け~ど~

んで、どうするのさ?

話を関節に戻すと、関節内の運動機能異常がある。痛みがある。筋性防御がある。筋スパズムがある。

となると、関節を治療したくても、動かしにくい。
達人ならほいほいとやってしまうでしょうが、自分には無理。

なので、せめて筋性防御だけでも減少させる方法がないかってことです。

いろいろな反射を使う技術が開発されてます。が、熟練が必要ですよね。トライした人はわかると思うけど。

なので、振動刺激です。
100Hz以下で大きな振幅の振動刺激を与えると、H波の振幅が減少するという。
シナプス前抑制です。

んで、バイブレーターを頼んでみました。


スライヴ ハンディマッサージャー MD01

届くのが楽しみ楽しみ。

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