歴史と本質と

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 日本に作業療法と理学療法が輸入された時代、「医療は与えられるものであった」らしいです。
そうある人が言っていました。

 今もそうですよね。手術は医者がやるもの。薬は処方されるもの。あとは言われたとおりにしてれば勝手に治してくれる。

 なので、常に患者がactiveにかかわらなければならない作業療法を医療として認知させるのは、非常に難しいことになります。

 また、輸入元のアメリカでPT・OTは、PhysicalMedicineという診療科で治療の一部を受け持っていたということですが、日本にはInternalMedicine(内科)とSurgery(外科)のカテゴリーしかなかった。

で、究極の落としどころは、・・・ 「医療一般ではない」(けども医療です。診療報酬が発生するので。)

ということと、医学的リハビリテーションを行いなさい。ということだったんでしょうね。
(PT/OT法にはそんな文言があります)

 

 PTはpassiveに治療できる分野もあります。患者にとっては与えられるものなので、ちょっと医療っぽい。

   ♪もんでさすって引っ張って~

 けども、純粋にOTをやろうとすると、おそらくpassiveな治療行為というのはないでしょう。

 病院でPTやOTやっていると、送られてくる患者のほとんどは「運動障害」があります。揉んで引っ張って運動障害が治るはずもない。

 

 じゃ、どうするか?

 

 それで、「運動させましょう」ということになったんですね。たぶん。

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 そんなこんなで、揉んだり引っ張ったりすること治療と称し、体操をリハビリと言うPTが増えていったのかもしれませんね。そんなことやっているOTもたくさん見かけました。

 

「できないことをやらせれば運動障害がなおる」

なんて単純なもんじゃないとわかりました。
 PTとOTが何なのかも知りたくて、歴史をさかのぼってみたこともありました。

「運動障害」とざっくり言っても、いろいろな機能障害の複合です。セラピストのコントロール下でactiveに行うことが必要な場合も非常に多いんです。
 それに最適応なのは治療技術としての作業療法なんだと思います。
(興味ある方はPhysicalMedicineについて調べてみてください。)

 ただ、医療は与えられるものという認識があるから、患者も社会も、作業療法士でさえもそれを医療と認識できずにいるのかななんてことも思います。

 また、生体物理学的な効果以外にも、理学療法にない作業療法の有効性は多々あります。それは、運動障害の治療を側面から補助してくれます。

 興味ある方は作業療法の起源から現在まで、また、世界と日本での違いも含めて歴史を紐解いてみると何となくつかめてきます。
 歴史を知ってもすぐには役立ちませんが、臨床に深みを与えてくれますよ。

 

 僕もまだまだ知らないことばかりですけど^^

 

※たくさん間違えているかも知れません。愛あるご指摘お願いいたしますm(_ _)m

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